現在ヤフーの動画配信ページがサービスを終了したため、一部動画が表示されないページがございます。youtubeに移行しておりますので少々お待ちください。こちらは報告は不要です。

ファスナーの種類について

うさこ
服を作る時に、材料にファスナーと書いてあっても
お店に行くと色々あってどれがどう違って、どれを買えばいいかよくわからないですよね。

どこの手芸店でも買えるファスナーというと

・コンシールファスナー
・フラットニット
・オープンファスナー
・金属ファスナー
という物があります。

コンシールファスナー

務歯(レール部分)が表に目立たないファスナー

うさこ
コンシールというのは隠れるって意味のファスナーです。
テープに足してファスナーの務歯(レール)部分が内側に丸まってついているので、表にファスナーの縫い目がでません。

うさこ
務歯が樹脂でできているのでカーブのある部分にもつけやすいよ。
ワンピースやスカート、脇あきのパンツなど、ファスナーを目立たせたくない洋服に使われています。
コンシールファスナー押さえという専用の押さえ金を使うと、素早く楽に縫い付けられるので。

フラットニット

テープ部分がニットで柔らかく務歯がコイル状になった縫いやすいファスナー。務歯部分が樹脂なのでミシンの針が当たっても折れにくいです。

小物やプリーツスカート、前開きのズボンなどを作りたい時はこれ!
以前はエフロンファスナーと呼ばれるファスナーがあったのですが、そのファスナーと同様の使い方をされています。

オープンファスナー

左右に外すことが出来るファスナー。
ジャンパーとかコルセットとか下まで外さないと着替えられないものに使われます。


薄地用は務歯がコイル状になっているものもあります。

一般の手芸店では販売されていませんがクイックフリーという、ある程度の力が掛かると途中からでも外れるオープンファスナーという物もあります。
実は今でもファスナーは進化しているんですね!

金属ファスナー

務歯(レール)部分が金属になったファスナー。
バッグやジーンズなどの前開きに使われています。

金属部分に針が当たると折れるので、ミシンに慣れていない方は避けるか金属調のファスナーを使うといいです。

金属調のファスナーは手芸店さんでも扱っている所が出ているので、ミシンに慣れていないけどどうしても金属調のものを使いたい方はこちらを選ぶといいですね!

うさこ
これ以外でも形状で呼ばれることもあるよ
金属ファスナー
コイルファスナー
ビスロンファスナー
うさこ
これらは務歯(かみ合わせのレール)の形に違いがあるよ。

金属ファスナー

うさこ
匙状になった金属が両方に1弾ずつズレて交互についています。
丸くなったところが上の務歯の凹んだ所にはまるようになっています。

コイルファスナー

うさこ
フラットニットの務歯の拡大写真。らせん状になった樹脂をかみ合わせて開け閉めします。

ビスロンファスナー

メーカーさん側の発信だと素材と形状から説明してあるのですが、一般の人は分からないですよね。

撮影協力

サンカクヤ皆春店YKK ものづくり館

印刷
人気の記事
このサイトのつくり方ページはいつでも無料でご覧いただけます。 このサイトのページへのリンクはフリーですのでお気軽にどうぞ

型紙の改造方法

襟の縫い方や型紙の作り方えりの改造いろんなそでの縫い方や型紙の作り方そでの改造胴体の改造方法胴体の改造

コスプレ向きの技術

肩章の型紙  飾緒の作り方  お好みの色や長さが作れるフリンジの作り方

生地への柄の入れ方

ステンシル(絵の具)で生地に絵を描く ステンシルフェルトを使った柄の入れ方フェルト  ラバーシートを使った柄入れの仕方 アイロンラバーシート 布用スプレーで柄を入れる方法スプレー
洋裁工房のつくり方や型紙で作った洋服を自身のブランドの洋服としてフリーマーケットで販売したりネット通販するのもまったく問題ありません。 大歓迎です。 同じような服を作りたい人の為にリンクを貼っていただけるととても喜びます♪
このサイトの縫い方と学校やお教室のやり方が違っても、それは移動するときにバイクやバスや飛行機どれを選択するのかと同じように、どれかが間違っているのではなく、やり方が何通りもあるのです。 また直接先生から学んでわかりやすい方法と、写真や動画で理解しやすい方法が異なることも多いです 洋裁工房は初心者の方が、ネットの写真や動画を見て独学でも服を作れる事を念頭に置いて作っています。 お教室に通っている人は「どっちが正しいのか」と悩まれる方がいらっしゃるようですが、どちらでも「自分にとって理解が出来た方法・やりやすい方」を選択すればいいんですよ。