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ドール用ヨーク付きパンツの縫い方【おさいほう】

56cm少年ドール用 ストレートパンツの型紙を見る56cm少年ドール用 ブーツカットパンツの型紙

印刷用説明書ダウンロード

縫う前の下準備

特別に指示がなければ、洋裁工房で扱っているドールの型紙の縫い代は7mmです。

襟、見返しなどの生地は、接着芯、チュールレースなどを使用すると厚みを減らすことが出来ます。

オビツ11の型紙の教科書

この本で、接着芯を見返しとして縫って裏返してから貼るというのを読んでこの人は天才か!と思いました。

ほつれ止めをする

生地はそのままだとほつれてくるので、ふちがほどけないように処理をしてください。

ほつれ止め筆ペン
幅広くぬれるので便利です。

ほつれ止め液を使う場合は熱で消えるペンで型紙を写すと作業がしやすいです。


アイロンでインクを透明に出来ます。
チャコペンだとほつれ止め液を使うと消えてしまうので、水分で消えないこのペンを使って裏から写してください。
消えるのではなく透明になるだけなので、表に書くとうっすら見えるので、裏から写してね。
細すぎると生地の繊維に引っかかって描きにくいので普通~太い線のものを買うのがポイントです。

※ハンダゴテでとかしながら切るのは化繊限定です。
綿や麻の生地はとけないのでほつれ止め液を使う。
洗濯をしないのであれば、木工用ボンドを水で薄めて塗ってもほつれどめになります。
洗濯をしないのであれば、木工用ボンドを水で薄めて塗ってもほつれどめになります。

縫い方

画像の色の説明

切ったあとパーツの前と後ろの区別が付かなくなったら?

股ぐり(しの字の所)が浅いほうが前、深いほうが後です。

ポケットを付ける

ポケットをつけたら後ヨークを縫う。

縫い代をすそ側に向けて折り、表からヨークと後身頃の縫い目のそばをミシンで縫う。

縫い代をどちらに縫い代を折るかはお好みでOKです。

↑倒す

ヨークの左右が分からなくなった時は高いほうが中心側。
低い方が脇側と思ってください。


表を上にした前身頃の上に裏を上にしたポケットを重ねて縫う。

ズボンのポケットの縫い方


カーブの部分をそのまま折ると、外側と出来上がり線の長さが異なるため、引きつるので縫い代に切込みを入れる。

縫い目を切らないように縫い目の1mm手前まで三角に切る。


ポケットを裏に回し、ポケット口の端から2~3mmの所を縫う。

お好みでジーンズのように2本縫ってもいいですね。


ポケットを脇のほうへ半分に折る。


本体をよけて、ポケットの底だけ縫う。


ポケットの上と脇を端から3~4mmの所を縫って固定する。

股上を縫う

前ズボンの股を印の所まで0.7cm幅で縫う。

このページはファスナーはつかない方式で説明しています。

ファスナーを付けたい場合は動画を参考にしてください。

ズボンのファスナーのつけ方


持ち出しをアイロンで半分に折る。

折り目とは逆に折り返して下を縫う。
(縫い代が無い型紙の場合は無視する)

表返し、はしから0.2~0.5cmの所を縫う。


見返しを裏側に折る。

端から0.2cmの所を縫う。


持ち出しを重ねる。
折り山ではない方を端に合わせる。

端から1.2cm位のところを縫う。


縫い代を裏側へ折る。

端から0.2cmの所を縫う。

すると0.2cm重なるようになります。
この重なりのおかげでファスナーが隙間から見えるのを防ぎます。


ぴらぴら浮いたままの見返しを押さえる為に、表から縫って固定する。
この場合も、絶対下の持ち出しを縫わないように避けて縫ってください。

水などで消えるチャコペンなどで、あらかじめ縫う位置に線を引いておくと綺麗に縫えます。

ズボンの脇縫い、股下の縫い方

脇を縫う

前身頃と後身頃を表が内側になるように重ねる。

脇を0.7㎝幅で縫う。

脇、股下の縫い方はは動画を参考にしてください。


一旦ズボンを広げる。

脇の縫い代を後ろ身頃の方へ倒して、後身頃側に縫い代を固定するために縫い目から0.2~0.5cmの所を縫う。


すその縫い代をアイロンで裏側へ1cm折る。

はしから0.7cmのところを縫う。

ドールは小さいので先にすそををあげておくと縫いやすいです。


上の図の後ズボンの股の上(青い部分)同士を表同士が内側になるように重ねる。

後の股の上を0.7㎝幅で縫う。


ズボンの股下の縫い方

図のピンクの線同士と黄緑の線同士を表同士が内側になるように重ねる。

股の下を0.7cmで縫う。

ウエストベルトを縫う


パンツのウエストベルトのつけ方

ウエストベルトをアイロンで折る。
縫い代をアイロンで折る。
半分に折る。



ズボンのベルトのつけ方

上で折ったベルトを広げる。

表同士が内側になるようにズボンとベルトを重ねる。

ベルトは持ち出しがあるほうが、持ち出し分長いので左右間違えないように注意してください。

ベルトの端は縫い代(●7mm)を出して縫う。


縫い合わせのところからベルトを起こす。


パンツのウエストベルトの縫い方

ベルトは裏がえった状態のまま、持ち出しの延長線上を縫う(拡大図参照)

裏側のベルトは下の縫い代はまっすぐのままで構いません。

縫い代を折りあげると厚みで家庭用ミシンでは縫えなくなる場合があるので。


ベルトを表返し、端から0.2~0.5cmの所を表から縫う。

縫いにくい場合は縫わずにベルトの内側に布用ボンドを塗って固定する。



ベルト通しはお好みで数をかえて付ける。
ドール服は人間ほど力がかからないので手縫いで縫い付けてOKです。

ボタンホールを空けてボタンをつけるか、スナップボタンを付ける。

完成。

いるもの

□ 表生地
□ ボタンorスナップボタン

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