
生地の面積が多いと外側ではなく内側に生地がよります
でもパニエとかがなくても重力に逆らった服を作りたい!
そんな時に、表地と裏地の間に仕込む骨組みの作り方です。
曲げ加工もできるので、布先だけ反り返らせたり、うねらせたりもできます。
軽くてカーブを保持でき、人などに当たっても曲がる位柔らかいです。
いるもの
□ 百円均一で買えるPPシート
□ 布用両面テープ
□ 糸
あくまで短い期間、数回着る用途の趣味用です。
経過を知りたいので、もし作った後覚えていたら〇年(何回着用)で寿命が来ました、などと報告いただけると助かります。
作り方
(後日写真も追加します)
PPシートは定規が滑るので定規の裏にテープを丸めて貼る。
硬いのでよく切れるカッターで切る。
切る幅は、軽い布や小さい部品の場合は0.5~1cm位細く
丈の長い物や重い生地は~2cm位の幅広めに切る。
曲げ加工
クッキングシートを重ねて、中温のアイロンで温める。
アイロンは中温・3秒以下で当ててください。
温度が高かったり、3秒以上だと変形したり強度が落ちます。
熱い内に曲げたい所を曲げたい曲線より少し小さめに曲げます。
冷えるまで曲げたまま待つと形が付きます。
格子状に組む
布の厚みを考慮して出来上がりが上下左右5mmほど小さくなるように作る。
曲がりが弱い時は再び3秒ほどアイロンをかける。
重い生地やカーブがきつい部分の場合はもう一本曲げて横に貼る。
曲げた状態で貼ると内外の曲線の差でよりカーブが保持される。
立体的になるように格子状に両面テープで貼る。
中に隠れるので、多少ずれても問題はない。
補強のため糸で縛る
強度の弱い両面テープの場合は糸で縛ればはがれにくくなる。
PP素材は接着剤系が付きにくいので、経年ではがれてくる可能性も考慮して糸で巻きました。
その他の所は斜めに巻くだけで充分だと思います。
見やすいように黒糸で巻いていますが実際は目立たない糸を使ってください。
両面テープの強度によっては往復せず片道巻くだけでも充分だと思います。
この動画では単純に巻くのが楽しくなったので往復して巻いているだけです。
最後はどんな締め方でもいいので糸がほどけないように結ぶ。
服の中に入れる
裏地を付けた部品の中に入れる。
これで体から浮いていても、シルエットが保てる。
ただし全く接触していないとバランスを取るために傾いたりする。
肩か背中、ウエストか骨盤など必ず骨組みが傾かないよう体で支えるか、大きく隙間がある場合は見えない所の隙間に、外側に押す支えを追加すると安定する。
ただ押し出すように広げる場合
スカートをただ横や後ろに膨らませるだけならパニエをたたんで、安全ピンなどで腰に固定するだけでも十分広がる。
クッションに紐をつけて腰に巻いても広がる。
内側が見えてパニエが見えないデザインの場合、中に骨組みを入れるという感じで使い分けるといいと思います。
直角につけられたフリルを支えるためのクリノリン
ここを参考に鳥かごパニエを作る

テストじゃないので電卓使っていいですからね。
算数で計算できるように作ってますから、難しそうに見えて簡単です。
本番前に1/5位で試作してみるといいと思います。

イラストの上に紙を重ねてシルエットを写す。

小さいと誤差が大きいので、コピー機などで出来るだけ大きく拡大する。

ABCを測る。

お好みの数で等分割する。
丈が長かったり生地が重い程、分割数を増やす。
分割した長さ=D

それぞれを測る。

カーブがきつい所、形が大きく変わった所は横の分割を増やす。
それぞれを測る。

横に分割したシルエットの脇の長さをそれぞれ図る


作りたいウエストの長さを決める。
実際のウエストではなく、肌着や、パニエのウエストゴムなどの厚みで実際のウエストより太くなると思うので、その長さを近しい服などを着て、その上から測る。=X
X÷3.14÷2=Y(実際のウエストの円周の半径)
Y÷B=Z【拡大率】
測ったすべての値にZをかける。
例)作りたいウエストが75cmで、Bの値が6cmだった場合
75÷3.14÷2=11.94cm
11.94÷6=1.99


上記の値にZをかけたものの長さで縦の格子の部品を作り印を付ける。
印を付けた所に横の格子の部品を付ける。

Zをかけた後の各数字のそれぞれの円周を計算するために、3.14と2をかける。
12×3.14×2=75.36cm

上記で計算したもの B=b G=gでよこの軸を切る。
縦の格子の数でそれぞれ割って、印を付ける。
一番下のe、f、gは目立たないように、テグスとかにしてもいいかもしれません。

組み立てる。
これの下にパニエもはいてください。

