製図の仕方
洋裁の本によくこういうベルトの図がありますよね。
この図で3というのはカギホックを引っ掛けるための持ち出し(重なり分)です。
図のとおり実物大で長方形を書いてください。
洋裁はほぼ単位はcmです
ベルトは裏と表があるので実際は図のように、下に同じ大きさの四角を書いて裏側の分も書いてください。
そして周りに1cm縫い代をつける。
生地の向き
ベルトは基本的には長い方が縦になるように布に置いて切ってね。
縦横の伸び率の違いはこういう感じです
縦は伸びにくく、横は伸びないか若干伸びる生地があります。
斜めはよく伸びます。
袖のカフスやスタンドカラーや台えりやベルトが長い方が縦方向の指示が多いのは、縦が伸びにくいから型崩れしにくいからだよ。
これは普通のシーチング
シーチングでもこれくらい伸びるんだよ 。pic.twitter.com/Ikk4JpzSsN— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) 2017年7月29日
布を切って印をつける
きじを切った後、持ち出しの印の所と反対側の縫い代の所に5㎜程度はさみで切れ目を入れてください。
これが位置あわせの印になります。
縫い代を折る
アイロンで縫い代1cmを裏に折る
さらに半分に折ってアイロンをかけてください
縫い方
身頃(胴体)とベルトを表同士が内側になるように重ねる。
ファスナーのあるところにベルトの端がきます。
自分で着たときにホックを外しやすい端の重ね方があると思います
外側に重なるほうが
ズボンなどズボン自体に持ち出しがある場合は、ベルトの持ち出しと、ズボンの持ち出しを合わせる。
折り返し線で裏側に折り返し端から1cmを縦に縫う。
表側にひっくり返す。
後身頃側は、カギホックを付けるための、重なり分【持ち出し】があるので、重なり分+1cm【縫い代】端をはみ出してください。
端から1㎝のところを縫う。
かぎホックをつける。。
ちょっときれいに丈夫にホックをつけるコツ
RTのホックの縫い方pic.twitter.com/D0ts6kWhiw
— 洋裁工房のうさこ (@yousaikoubou) 2017年10月27日