布用のハサミのこと。
主に鉄と、ステンレスのハサミが多い。
選び方の基準
中級者以上のこだわり派
切れ味重視!お手入れとか苦にならないわ、厚いもの薄い物でハサミを複数使いするのもいとわない!というなら鉄のハサミ
メリット 繰り返し研いで切れ味を保持できます
デメリット 手入れをしないとさびが出てしまいます。
またやわらかいのでクセがつきやすいので、紙切り厳禁(紙の表面のコーティング材で刃が痛むそうです)
厚いもの薄いものごとにはさみを用意するといいそうです。
初心者~ハサミつかいわけるのめんどいわの方~向け
ついつい布とか紙とか同じハサミで切っちゃうわ~、手入れ?ナニソレ?
という方はステンレスのハサミ
メリット さびません、刃も硬いので薄地厚地両方いけます。
デメリット ステンレスはさみは一応研げますが、基本使い捨てだそうです。
刃渡り重要!
洋裁では刃先の長さが重要です。
短いと何度もハサミをチョキチョキしないといけないので時間がかかります。
またチョキチョキするごとにブレるので裁ち目がガタガタになりやすいです。
洋服づくりに使いたいなら20cm以上はあったほうが良いです。
使い比べたら、長いはさみの後に短いはさみを使おうとするとイラッときますよ。
布用と紙用ではどう違うの?
紙用で布を切るとクニュっと生地をかみこむことがありますよね。
メーカーさんにお尋ねした所断面の角度が違うんですって。
布用は角度が急でかみあわせも布用になっているそうです。
手芸、小物向け
↓物によってはビーズのワイヤーなどのカットにも兼用できます
クラフトチョキ
DAHLIA スーパータフはさみ
手が大きい方や力のある方は大きいハサミだと作業も楽なのですが、手が小さい、力が弱い人は大きいハサミだと手と肩が痛くなってくるので軽いものを選ぶといいと思います。
紙を切るとハサミが切れなくなるのはなぜ?
紙は文字を書いたりするときにデコボコがあると書きづらいので、滑らかになるようにコーティングしてあります。
そのコーティングが固いため、鉄のはさみだと刃先を痛めるので、裁ちばさみで布を切っちゃだめだよと言われています。
しかし、ステンレスの裁ちばさみは刃がかたいので、紙を切っても問題はないそうです(ハサミメーカーさんに確認済み)
英語表記
Tailoring scissors. Sewing scissors. Dressmaker’s shears
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