ホラ、雑巾やタオルを絞ったままおくと乾かしている間の形で固まったのを見たことない?
その固まったぞうきんを水につけると柔らかくなって、伸ばして干せばまっすぐになってたよね?
この間アイロン使っていますか?
ね?アイロン関係ないでしょ?
お裁縫で生地の型崩れをなおすため、霧吹きとアイロンで生地を伸ばしたりする作業があります。
これを地直しといいます。
つまり水分を加えてアイロンを滑らせることで、ゆがんだ生地を違った形に変えることが出来るんです。
逆を言うと整った生地に水分を加えアイロンをすべらせると型崩れするってことですね。
意図せずに生地のゆがみを起こさない為にも
生地にアイロンをかける際は滑らせずに乾かすか、あて布といって、薄いハンカチ位の生地やクッキングペーパーを上に重ねてアイロンをかけるといいですよ。
スペシャルサンクス
ツイッターでうさこに分子について解説してくださった皆さん
ヨシ公さん TOMOさん 御茶月さん Zunkofunさん
修羅場おじさんさん ひにひにさん なろさん
ゆきぴさん さん グラハムさん 潮解五員環たんさん
ありがとうございます!
やけどについて
アイロンの温度は200度以上になり、お湯よりはるかに高温です。
なので火傷をしたら、これくらい大丈夫かな~と思っている時間も症状が悪化するのですぐにお風呂に行ってください。
火傷は時間との勝負です。
火傷したらこれくらいと思わず流水で15分冷やしてください。
毎日お風呂と洗濯機でどれくらいの水を使ってると?
火傷に障らない程度のちょろちょろ水流15分なんて、お風呂一回分にも満たないですよ。
お風呂一回分以下をケチって後で痛い思いしたくないですよね。
やけどを受傷したら直ちに流水で患部を冷やすことが大切です。冷やすことによりやけどが深くなるのを防ぎ、痛みを和らげることができます。
部位や範囲にもよりますが、水道水で5分から30分ほどを目安に冷やしましょう。
小範囲であれば水道の流水で。
広範囲であればお風呂のシャワーで冷やすとよいでしょう。ただし小児や高齢者の広範囲の場合に長時間冷やすと低体温になることがあるので注意が必要です。水ぶくれができている場合にはできるだけ破らいようにして病院に行きましょう。
服を脱がせると、その時に水ぶくれを破いてしまう場合があるので服を着たまま水道水で冷やすのがよいでしょう。
女性ではストッキングを無理に脱ごうとすると一緒に水ぶくれがはがれてくるので注意が必要です。
やけどの部位はだんだんに腫れてきますので、指輪などのアクセサリーは早めに外しましょう。 引用元 :やけど(火傷)日本外傷外科学会
水をかけるだけでその後の痛みや跡が違ってくるので、とにかく水を15分流しながら冷やしてください!
病院に行ったときに医師の方から最初の5分で症状の悪化を抑え、あとの10分は痛み止めで15分は冷やしてと教えて頂きました。
尚上の写真はうさこの脚です。
うっかり床に立てていたアイロンに、別の作業をしていて一瞬触れてしまい、工房の為お風呂場がないので慌てて冷やすのを探して、保冷剤で冷やしたのですが、タイムラグがあったので水ぶくれになりました。
でもしっかり冷やしたおかげで今跡は残ってません。
アイロンは便利ですが火傷に注意して使ってくださいね!

