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うさこ営業用グッズの作り方

うさこ
うさこはJUKIさんやヴォーグ社さん、グラフィック社さん、トーカイさん、コスプレイモードさんなど企業のお仕事をさせて頂いております。

これから独立してお仕事していこうという方で、どうやって仕事を貰っているんだろう、やり方を知りたいという方もいらっしゃると思います。
そこでうさこが実際こういうことをやってお仕事をつなげているんだよと言う事を書いていこうかなと思います。
うさこ
【注意】即効性はないよ!


ちなみにうさこは東京都民ではなく、九州は大分県に住んでいます。
アレルギー持ちなので基本家から出ません。
家からほとんど外に出ない地方の人間でも、今はインターネットがあるのでお仕事を貰えるんですよ~。
あひる
まず何をすればいいの?

自己アピールの仕方

うさこ
営業する時、誰なのか、何をやっているのか分からないという人は、まず話を聞いてもらえないんだよね~。
特に営業で行くと、相手に警戒されてできるだけ早く話を切り上げようという対応になる方も多いんだよ。
あひる
確かに家に営業の人が回ってくると、ドア閉めてすぐ帰ってもらいたいと思うもんね
うさこ
そう。
だから自分が誰なのか、どんな能力があって、いかに相手の役に立つのか知ってもらう必要があるんだ。

○○の大会で優勝・受賞→その人がどういう能力があるか一番分かりやすい証明になります。

営業先の人も知っているような企業に勤務している→その企業がその人の人柄、商品を担保してくれている。

うさこ
こういう分かりやすい身分を表すものがあると、話はしやすいですよね。

受賞歴も所属組織もない場合

うさこ
うさこは大会とか興味がないですし、地方の個人事業主です。
つまり受賞歴もないし、私という人物を「この人は怪しくないですよ。この会社のこの商品に詳しい人ですよ」と身分を証明してくれる会社もないんだよね。

まずは覚えてもらう

うさこ
うさこの場合は手作りフェアやホビーショーに2005年位から毎年通っています。(コロナで開催が無くなった時と家族の入院時を除く)
【手芸イベントレポ】布を丸く切れるサークルカッター
NT株式会社さんより布用サークルカッター ちゃんと許可を頂いて撮影させてもらいました。...

手作りフェアは2005年位から。
youtubeを使い始めたのが2008年からなので、2009年のものが一番古い動画になります

外に出して使えるカラフル平ゴム
川村製紐工業のカラフルゴム紐は、DIYや手作りアイテムにぴったりです。豊富な種類と使い方があるので、お好みに合わせてお楽しみいただけます。

うさこ
こんな感じで毎年自腹でイベントに行っては、会場内の洋裁に関する情報を教えてもらって、動画にしてyoutubeに上げたり、ブログ記事にしたり、ツイッターでつぶやいたりしていました。

あひる
自腹でようやるなぁと思ってたよ

うさこ
だって確実にメーカーの人と話が出来るし、最新情報は手に入るし。
場合によっては社長と予約なしに会えるんだよ?
人脈作りたいなら行かない手はないよね?

相手の記憶に残りやすくなる工夫

うさこ
業界イベントはものすごい人数の来場者があります。
そんな場所で顔と名前を覚えてもらうのはとても大変だよね。

うさこ
そこで、覚えてもらう、思い出してもらいやすい+見つけてもらいやすいようにスタッフパーカーやトレーナーを作りました。

白やグレーなど無難な色は目立ちません。
そのため

  1. あまり他の人が着ていない原色。
  2. うさぎが埋もれない。
  3. ポジティブなイメージ。

という事で黄色で作りました。

これが私の場合大当たりで

私の場合5年目あたりからうさこという存在を認識され始めてお話を聞かせて頂けるようになってきました。
丁度youtubeで動画を見るのが【普通】になり始めたころでもあったのですが(2010年位より以前はなかなかパソコンで動画を見る、個人が動画を上げるがそこまで一般的ではなかった)

今では通路を歩いているだけで、うさこさーんって気付いて声をかけて頂けるようになりました!

スタッフパーカーとかどうやって作るの?

↑こんな風に会員登録してイラストやロゴを投稿すると1枚からプリントして作ってくれる会社があります。

0から覚えてもらう、見つけてもらうという用途であれば、かっこいい英語ロゴとかだと記憶に残らないので、覚えやすい記号や日本語で書いておくといいと思います。

スタッフウエアのイラスト=自分を認識してもらう目印です

ここを勘違いして凝った服を作ると単なるイラスト付きの服になって認識されません。

うさこ
お店でレジに並んだ時、前の人の服の模様覚えてる?
あひる
覚えてない
うさこ
だよね?
【得体のしれない人】から【毎年見かけるあの人】

みたいに個別で認識されるようになると話を聞かせてもらえる確率が上がってきます。

例えばがま口関係の仕事が欲しいなと思ったらプリントだけでなく、例えば服とか胸まであるエプロンにでっかいがま口縫い付けて
「これ単なる柄じゃなくて実際に使えるんです~」って、パカッとあけて中から飴ちゃん出して配るとか。名刺が出てくるとか、他の人がやっていない印象に残るような演出をすると、確実に記憶に残りますよね。

あひる
さかなクンさんのハコフグ帽子みたいな感じ?

自分の能力を伝える

うさこ
営業というと私を見て見て!と自分を売り込む事だと思っている方もいると思うのですが違うと思うんですよ。

私凄いでしょう!使ってくださいだけだと何ができるかが分からないので仕事を回しにくいじゃないですか?


あひる
確かに、こちらが外注に出したい事があっても、それが出来る人なのか、締め切り守れる人なのかわかんないと怖くて依頼できないね

うさこ
そう。
その会社が望む形式で納品が出来るのか。
必要とする水準のものが提供できるか。
またそれが確実であると判断できる材料があるか。
それが分かる人にしか依頼しないよね。
あひる
具体的に言うと?

うさこ
私の場合洋裁関係になるからそれで例えると
新しい作り方をお客様に提供したいと取引先の人は思っていて。
その作り方には型紙と説明書が必要。
そんな時に「私新しいブランドを立ち上げた作家なんですよ~。こういうデザインを考えるのが得意なんです。このデザイン素敵でしょう?」(要約)というセールストークだと、【お客さん】として見られても、仕事を依頼する相手には思ってもらえないよね。

あひる
服を作る人に商品を売りたいんだもんね?

うさこ
だから、私が営業するときは
CAD(パソコンの型紙制作ソフト)で型紙作れます。
型紙と説明書はillustratorで描いて納品出来ます。
洋裁漫画描けます。
動画撮影と編集も出来ます。
3Dも作れます。
なので、私一人で型紙から説明書、動画まで全部作って納品も出来るので、なんかお手伝いできそうなことがあったら言ってください。(要約)

って内容を伝えてる。


あひる
そういう風に具体的にできることが分かれば、型紙だけ作って欲しいとか、洋裁動画が欲しいなと思った時の心当たりになる訳ね。

うさこ
そう、

「新しい事をやる時に、これが出来る人を探しているのに心当たりがない。
誰に依頼したらいいのか分からない
信用できる人か分からない」
という事がどんな業界でもあるよね?


あひる
こういう営業皆やっていないの?

うさこ
他業種ではどうか知らないけど、手芸業界ではあまり聞かないので、私に仕事が回ってきてるんだと思うよ

大事なのは、相手が求めているものを提供できる技術を持っているというのを伝える事だと思うんです。

短時間で能力を伝える方法

うさこ
美術系の方は営業する時にポートフォリオという物を送ったり持参するそうです。

あひる
会社の営業マンが持っている営業資料みたいな物?

うさこ
そうそう。
商品を売る時に性能や特徴をまとめたカタログを作るじゃない?
自分用の能力カタログを作って配るんだよ

営業用の資料を作ろう!

うさこは2種類名刺を作っていて、普通の名刺とこういう小冊子の名刺を作っているよ。

中は私が出来る事や、作れるものについてまとめています。


洋裁漫画とかyoutubeの動画を作っているとか


3Dモデリングやアプリ作ってるとか。
うさこ
名刺交換の時にこれを渡すと、物珍しさでか必ず開いて中を見てくれるので、そこから話を広げて次につなげています。
あひる
次になの?
うさこ
商品の売込みじゃないから、必ずしも先方に依頼したい仕事が存在しているとは限らないじゃない?
でもこうやって能力を伝えておけば、外注に出したい時、そういえば丁度いい人いたなってなるよね?

作り方

原稿を作る

A4の用紙1枚に収まるように作ります。

縁5㎜位印刷の時に切れる可能性があるので、少し内側に枠を引いて8等分する。
自宅のプリンターが縁まで印刷できたとしても、足りなくなってコンビニでコピーする場合、ふちが切れるので、少し小さめに作るのがポイントです。


青に塗っている枠の大きさが1ページ分です。
数字はページ数。
1が表紙で8が裏表紙。
自分のできることを分かりやすくまとめて配置します。
半分に折るので上段と下段で向きを逆にしてください。

印刷する

印刷して余白を切り落とす。

折り目をつける。

先に山折りをします。

両端を折山に向かって折る。

切込みを入れる

中央2ページ分横にカッターで切れ目を入れる。
ギリギリだと不足分が千切れるので1~2mm2ページ分より長くなってもよい。


長い方を半分に折って、中央を山折り、あとは谷折りしてたたむと本になります

ただこのままだと、何故か渡す時皆広げようとするので、内側をスティックのりなどで貼って広がらないようにした方がいいです。

うさこ
名刺は取っておいてもらえるけどチラシは捨てられやすいからね!

営業用板ガム

保険会社の営業の人や焼肉屋さんとかでお店のパッケージのガム貰ったことありませんか?

お店の名前入りの販促物って大量に作らないといけなかったりしますよね。
でも100均で板ガム買ってきて、外側の紙の所だけ付け替えれば簡単に作れます。

元のガムの紙パッケージの大きさを測って、枠を作り
画像編集ソフトで好きな内容で作ってください。



複数人と話している時にさらっと配ると、話のネタになり、話の中心を自分に引っ張るのに使えたりします。
簡単に作れるので頻繁にパッケージを変えたりすれば、この前とまたデザインかえたんですよ~と繰り返し話のネタに使えたりします。
うさこ
こんな感じでコツコツ、押しすぎず、自然に覚えてもらえる工夫をしながら営業やってるよ。
誰かのお役に立てば幸いです。

あとはまあ…私元々営業マンだったので、話慣れしているというのもあるので、トーク術はそれぞれ磨いてください。

うさこ
営業は100軒回って1件話を聞いてもらえればいい方と思って動くといいですよ。
数軒回って話を聞いてもらえなかったって、落ち込む方もいらっしゃると思いますが、分母が少なすぎるんで成約にならなくて当たり前です。
断られて当たり前と思っていたら落ち込みもしないし、落ち込む暇があったら、話の振り方変えてみようとか、資料の中身を作り直そうって先に進めるので、より成約率が高まるよ!

余談

最初話を聞いてもらえるまで5年位かかったって話。
福岡の手作りイベントなので企業さんは東京程出店していないので仮に20件位として100件÷20件=5年と考えると
そりゃそうよねって話。
でもまあ確率の話だけなら90/100で当たる人もいれば
1/100

で当たる事もあるけど、そこに得体のしれない人という大きな障壁があるので、まずはこれをはがすことが重要なのです。
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