ワンタッチで付け外しが出来る便利なスナップボタンの付け方です。
新しく服を作るときや、古くなって糸がほどけてきたスナップボタンを、ただ付けるだけではなく、キレイにかつ丈夫に付け直してみませんか?
玉止め玉結びの仕方
手縫い糸の端を玉止めしてください。
縫い糸は長いとからまってほどくのに時間がかかるので、40cmくらいで切る。
糸を持って手を肩幅に広げて切ると40cmくらいになります。
手縫い糸とミシン糸の違い
手縫い糸とミシン糸はより(糸をねじっている向き)が逆になっています。
そのためミシン糸を手縫いに使うとねじれがひどかったりよりがとけてきたりするので、手縫いするときは手縫い糸を使うとよいです。
力のかかるところだからと太い手縫い糸を使うと、裁縫道具箱や、小さなソーイングセットに入っている手縫い針の穴は大きくないので通せなかったりします。
太口と書いているものは通しにくいと思ってください
スナップボタンはデコとボコの2つのパーツがあります。
体に近いほうにデコ、遠いほうにボコをつけます。
お手持ちの服を見ると分かりやすいと思います。
スナップボタンをつけたい位置の中心からスナップの半径分外に針を出してください。
最初に針をさした、スナップをつける場所の中心の上にスナップを重ねる。
下から針を穴にくぐらせてください。
完全に糸を引かず、少し輪を残してください。
出来た輪に針を通す。。
糸を引っ張って輪を締める。
こうすると一針一針が強くなりますし、一か所糸が切れてもすべての糸がが抜けたりしなくなりますよ。
縫う数は決まりはありません。
だいたい1つの穴に付き4~8針程度で充分です。
太い糸より細い糸の方が強度が弱いので多めに縫うね。
縫い終わりはほどけないように玉止めをしてください。
玉止めのすぐそばを切ると、ほどけやすいのでスナップの下をくぐるように生地をすくい、反対側に針を出してください。
反対側のホックも同じように生地をすくってから、穴に針を通す。。
針に糸を引っかけてから抜くを繰り返して縫う。