うさこ
カーブの縫い代をバイアステープでくるんだら変なしわが入って綺麗に仕上がらなかった事はありませんか?
バイアステープの作り方・つなぎ方はここ
ba バイアステープ 【おさいほう用語】
生地の縦横の織り目に対し45度でにカットされた帯状のテープのこと。
両折りタイプ、縁取りタイプ、レースつきなどが販売されています


実は市販の織物のバイアステープは110~115%程度しか伸びません。

カーブの部分は内側と外側では弧の長さが違います。
ですがバイアステープはまっすぐなので両方の長さが同じです。
内と外の弧の長さの差が1.1倍以上だと長さが足りず引きつります。

なのでまずは細いバイアスを使えば内外の差が少なくなるので引きつりにくくなります。
手持ちに太いバイアスしかない場合

形をしっかりつけるために霧吹でバイアステープを湿らせます。

内側のカーブは少し押すようにしてアイロンをかけ縮ませます。

外側は少し伸ばすようにアイロンをかけます。

するとカーブのクセがついた状態にできます。

ミシンに慣れていない人は待ち針を多めに刺してください。
待ち針を1~2mmだけ刺すのが縫いやすくなるポイントです。
折り目の上ではなく1mm外側を縫うと綺麗に仕上がります。

縫い代を5mm幅残して切る。

縫い目を切らないように切り込みを1cm間隔で入れる。

縫い代をバイアス側に折ってバイアスの端から1㎜位の所を縫う。

こうすると、端をキレイに出しやすくなります。

バイアステープを裏側に折ります。

バイアスが表に見えないようにして待ち針で固定します。
熱接着の両面テープを使うともっとズレずに綺麗に縫えます。

バイアスの端を待ち針で止めます。
バイアスの端1~2mmの所を縫ってください。
待ち針は必ず押さえ金の手前で抜いてください。
押えの下に待ち針が来ると曲がるし傷がはいるしミシン針が当たってミシン針が折れることがあります。

直線のまま太いバイアステープを付けると長さが足りず引きつります。

太いバイアステープはカーブ加工して付けます。

細いバイアステープはカーブによっては加工なしで付けられます。

