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洋裁に必要な道具について

あると便利な道具集

洋裁教室をやっているのですが初めて参加される生徒さんに
「教室に行くのにどんな道具が必要ですか?」

とたずねられます

とりあえず学生時代の裁縫道具箱が残っていればそれと、長い定規があれば何とかなります

最低限必要なものはこれらが必須アイテムですが、

  • たち切りはさみ(布をきるはさみ)
  • 糸きりハサミ
  • チャコペン
  • メジャー
  • リッパー(縫った糸をほどく物)
  • ピンクッション
  • 待ち針
  • 縫い針

大体裁縫道具箱に入っているので、
裁縫道具箱を持ってない。
初めて!という方は個別に買うより裁縫道具箱ごと買うのがオススメです。


今は可愛い裁縫道具箱が出ているので、その中から選ぶといいと思いますよ
もちろん個別に買った方が安いものもあるのですが、ケースがあることで紛失が防げます。
ええ、10年20年前に学校で買った裁縫道具箱を今も使っている、なんて人たくさんいますからね。

またお教室に行く人はケースとかがあると持ち運びが楽ですね♪

・あまり持ち運びしないわ
・洋裁を長い趣味にしたい

という方はどんどん道具が増えてきますから大きめのものを選ぶといいですね
それに洋裁にはまっていくとはさみを買いなおすときに大きいものを買う場合もあるので幅のあるものをえらぶといいですね

↓ ミシンの選び方はこちらにまとめています ↓



☆:*・∵.:*・☆ 洋裁用品を個別に選ぶ基準☆:*・∵.:*・☆

 布きりハサミ


切れ味重視!お手入れとか苦にならないわ、厚いもの薄い物でハサミを複数使いするのもいとわない!というなら鉄のハサミ

メリット 繰り返し研いで切れ味を保持できます

デメリット 手入れをしないとさびが出てしまいます。
またやわらかいのでクセがつきやすいので、紙切り厳禁(紙の表面のコーティング材で刃が痛むそうです)
厚いもの薄いものごとにはさみを用意するといいそうです。

ついつい布とか紙とか同じハサミで切っちゃうわ~、手入れ?ナニソレ?
という方はステンレスのハサミ

メリット さびません、刃も硬いので薄地厚地両方いけます。
デメリット ステンレスはさみは一応研げますが、基本使い捨てだそうです。

↓物によってはビーズのワイヤーなどのカットにも兼用できます

クラフトチョキ



DAHLIA
スーパータフはさみ

手が大きい方や力のある方は大きいハサミだと作業も楽なのですが、手が小さい、力が弱い人は大きいハサミだと手と肩が痛くなってくるので軽いものを選ぶといいと思います。


これだと従来の同寸のハサミの半分位の重さなので力の弱い人におすすめです。


糸きりハサミ



糸を切るときに軽い力で切れる軽いものがいいです。
とにかく切れの悪い安物を買うとストレスの元になりますし、糸きりはミシンで縫った後に糸を布のきわで切ったりするので切れずに裁ちばさみで切る羽目になり手の負担も大きくなるので切れるものを選んでください


メジャー・定規

メジャーは自分に合ったサイズを作るために、体を採寸したりするものです。
このマンガでも説明していますが体の周囲や軽く曲げた状態の腕に沿わせて計ったりするので、大工道具のペキペキしたメジャーは向きません。

やわらかいものが好ましいです。
ただ巻き取り式ではなく折りたたむタイプのものは折り目がついて正確に測りにくかったりする物もあるので気をつける。

それとは別に1mくらいの長い定規と15~20㎝位の短い定規、余裕があれば30~60cm位の定規を用意していると作業が楽です。


1mのものはワンピースやコートなどの長いものはもちろん、袖などの線を引くのに便利です



15~20cmのものは縫い代をつけたり、印をつけたりするときに使います。
方眼模様が入っていると直角をとりやすいのでバイアステープを作ったり、平行に印をつけたりするときに便利です。
不便だな~と思ったときに30~60cmはあとで買い足せばOKです。


・リッパー(糸をほどく道具)


とにかく刃物類は良く切れるものを使用しないと、切るものやその周りを痛めてしまいます。

なのでハサミ、リッパー、カッターは良く切れるものを選んでください。
また切れない刃物はストレスの原因になります。

有名手芸メーカーのリッパーを選べばまず間違いありません。


・待ち針

1本も持っていないというなら、シルクピン(シルク待ち針)がオススメです。

太い待ち針だと裏地やサテンなど繊維の細い生地を指したリすると大きな穴が残ったり、伝線したりすることがあるので、長く洋裁を続けるなら結局買い足す事になるので、最初からこれを使うと便利です

沢山入っているので曲がっても惜しまずに交換できますからね。


・縫い針、縫い糸

手縫い用の針です。
手縫い針にはメーカーによって異なりますが、普通地用普通針とかぬいぐるみ用針とかパッケージに書いてあるのでそれを基準に選べばよいです。

縫い糸ですが、ミシン糸と手縫い糸は糸のねじれが逆なのでミシン糸で長い距離縫うと糸がクルクルとよじれてきます。

特にボタンやホックなど力がかかるところは手縫い糸で縫うとしっかり頑丈になります。


・ピンクッション

待ち針や縫い針を指すクッションです。
これがないと針をテーブルの上にじかに置くことになるので、床に転がり落ちたりして見失いやすくなります。

腕にゴムなどで固定できるタイプや、クッションではなく磁石で針を止めるタイプもあります。
手作りする人もいますね。


チャコペン









携帯電話程度のおもし

おもしは、綺麗な川原の石でも構わない。
厚みがあまりなく紙が動かない程度の重さがなければOK
待ち針を刺すと型紙が盛り上がるので、おもしを置いて型紙をずれないようにして写す。
型紙を写すだけならテープでもいいんですが、その後型紙を布に写す時に結局おもしがいるのでおもしを用意しておくと効率が上がります。


私はこういうファブリックウェイトを利用しています。
滑らないし、握りやすくて使いやすいんです。


生地をきったり縫ったりする前の型紙を作るという作業に必要なのは

模造紙

模造紙は100円均一で売られている6~7枚で100円のものでOKです。
4~5枚で100円のものは厚くて下に敷いた型紙が透けて見えづらいので薄いもの(6~7枚入り)を選んでください
線が入っているものは本や市販の型紙を写したい人は型紙を写すときに邪魔になるので、無地がオススメ

↓このように下に敷いてルレットで写す場合は何でもいいですよ

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