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ウエストゴムの半円フレアスカートの型紙の作り方

サーキュラースカートとも言います
ウエストにゴムでギャザーを寄せるタイプ

↓出来上がった型紙が欲しい方はこちら↓

ウエストゴムの半円フレアスカートの型紙を見る

印刷用説明書ダウンロード

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サイズを測る

丈とヒップをメジャーで測る

ヒップ=青線

丈=

自分用の数値を計算する

縫い代込みバージョン

ウエストとすそは縫い代が付いた状態で計算されています。
脇には縫い代は付いていないので忘れずにつける。
全円の場合角度に360を入れてください

下にパニエをはく場合

うさこ
コスプレやロリータ服のようにパニエを下にはく場合は、必ず先にパニエを用意してください!

パニエの形でスカートのシルエットが変わってしまいます。

パニエやクリノリンなどでスカートのボリュームが増えると、横に広がる分裾が上に上がります。
傘がわかりやすい例だと思います。

畳んだ状態だと長いですが、広げると視覚的に短く見えますよね。
同様にスカートもパニエをはいてから決めないと横方向に広がって丈が足りなくなる場合がありますよ。

型紙の書き方

ウエストにギャザーを寄せない場合
(↑ウエストベルトの脇ファスナーのものはこちら)


縫い代1㎝つけてください。

もっと簡単な方法を思いつきました

ベルト

C(横)ヒップ+10㎝+縫い代2cm

縦 好みのベルトの高さ×2+縫い代2cm(図は3.5cmのベルトで計算しています)

縫い代を1㎝込みです。

ウエストの長さについて

ちなみにゴムを入れない状態だとウエストよりかなり大きいです。
しかしウエストがヒップより大きくないと着替えられないので、ヒップより大きく作って、ゴムで縮ませて着替えられるようにするのです。

裁ち方(布の切り方)

半円の場合はこのように生地を半分に折って、折山に「わ」と書かれた部分をあわせ、1枚切り取ってください。


ウエストベルトの裏全体に接着芯を貼っておくのを忘れずに。
芯がないとヘロヘロした仕上がりになります。

ウエストゴムの半円スカートの縫い方

ウエストゴムの半円フレアスカートの型紙を見る↑自分で作るのが面倒な場合はこちら↑

印刷用説明書ダウンロード

しるしを入れる


カーブの所や斜めの所は生地が伸びやすいので、型紙に位置合わせのしるしがついていたら必ず写してください。
長さが合わずに困ることになります。
余ったところを切ると部分的に伸びているだけなのでゆがみになったりします。

縫い方

布の印のつけ方や接着芯の貼り方は縫う前の下準備で詳しく説明しているよ

服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画を読むのをオススメします。

裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。

脇を縫う

スカートを表同士が内側になるように重ねる。
1.5cm幅縫う。

ベルトを縫う

ウエストベルトをアイロンで半分に折る。


折った所を広げる。
表が内側になるように折り、端を1cm幅で半分(折り目のところまで)縫う。



縫い代を左右に広げる。
5~7㎜の所を縫う。

必ず印をつける。
特にウエストのカーブの所は出来上がり線より縫い代の端の長さが短いので、縫い代を合わせると長さが合いません。

ウエストとベルトの印を合わせて必ず印から待ち針を刺して、そのあとに中間を止めるようにしていくとズレません。
この時待ち針を刺すのは出来上がり線の上(縫い代が1㎝幅の場合1cm内側)を1mm位すくって止める。
【重要】刺す幅が広くなればなるほど縫いにくさが上がります!

【おさいほう漫画】生地がずれにくい待ち針の刺す順番 詳しい動画・図解があるよ
型紙どおりに切ったのに待ち針を刺していくと端がどんどんずれて合わなくなることがありませんか?

タイトスカートを後ゴムにする方法

ベルトとスカートを表同士が内側になるように重ねる。
ベルトの縫ってつなげたほうをウエスト側にして、脇とベルトの印と縫い目を合わせる。
1cm幅で縫う。


タイトスカートを後ゴムにする方法

タイトスカートを後ゴムにする方法

アイロンでつけた折り目で裏へ折る。
7mm前の場合図のように3本。
2.5cm幅の場合真ん中は縫わない。
※布が厚すぎて縫えないミシンの方が多いと思うのでベルトの裏側に折り返したところの端は折らない。

ゴムを入れる

紐通しからゴムや紐を抜けにくくする方法
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すその修正

腰のライン

人間の体は筒状ではなく前後と横でカーブのラインが異なります。
また体型(肉付き)・姿勢によっても変わります。

全円そのままだと左の図のようにすそがそろいません。
気にならなければいいのですが、右側のようにそろえたい場合は調整が必要です


調整と言っても簡単です。

スカートをはき、床から同じ高さの所(出来上がり線ではなく縫い代をつけたところ)に印をつける。
印をつけたら、余分を切り、ほつれ止めをする。

すそを縫う

裏側のすそから4cmの所に補助線を引く。
4㎝の所に端を合わせて折ると2cmできれいに折れる。
1.5㎝の所を縫う。
↓よりきれいにすそを縫う方法はこちら↓

【おさいほう】綺麗に裾上げをする方法
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※すそとベルトのところで縫い代の折っている向きが逆にならないように気をつける。

シルエットについて

スカートのボリュームは半円とか全円とかではなく、下にはくパニエに左右されます。

半円(180度)から全円(360度)→それ以上(520度)等
弧が大きくなればなるほどヒダが増えると思ってください。

ただしヨーロッパのお姫様のような腰から大きく広がったおわんをひっくり返したようなデザインだと
半円だとボリュームが足りないのでご注意ください。

作る前に↓ここにミニチュア模型がダウンロードできるのでどうぞ

スカートのボリューム確認用模型

スカートの形と柄の検証実験

この型紙で作りました

半円スカートの型紙

いるもの

□ 表生地
□ ゴム 6~7mmのもの
□ 接着芯 10cm位
□ 熱接着の両面テープ (あれば便利)

オススメの生地

ポリエステルツイル

カトウさんのより気持ち柔らかい気がしました
ツイルは布の織り方の名前なので繊維の太さや加工によって特徴が変わるので、一度サンプル取り寄せするのがオススメです

ポリエステルギャバ
ツイルの一種ですが、薄めでやや張りのある生地です。
軽さを出したいけど張りも欲しいというときに。

マットサテン
光沢の押えられたサテン。
反射の強いサテンだとデザインによってはパーティーグッズのようになりがちなので、それを避けたい時に。

綿 ツイル
どこの手芸店でも手に入りやすい生地で縫いやすいです。
綿100%なのでどうしてもシワが入りやすいです。

ポリエステルアムンゼン
柔らかくドレープ感のあるデザインに向いています。
写真の洋服はアムンゼンで作ってあります
化繊なので軽く、しわが入りにくいです。
ポリエステルツイ ルより軽いです。
ややテロテロしているので裁断のとき少しずれやすいです。

ミラノサテン 150cm幅
薄手で軽いサテン生地です。一般的なサテンのような平面な光沢ではないので高級感があります。
軽いのでギャザースカートや全円スカートなどで分量が多くなっても重くなりづらいです。
お子さんのお遊戯会などの衣装にもいいと思います。
薄手で透けやすいのと、薄手でふくらみは少ないので、ペチコートやパニエを履くのをおすすめします。

ブライダルサテン 150cm幅

厚手で光沢の控えめな高級感のあるサテンです。
ウェディングドレスなどに使用される生地ですので重厚感のある衣装におすすめです。
ハリがありますので、一枚でややふっくらとしたシルエットを出すことができます。
薄い色は多少透けますので、裏地やペチコートなどで工夫してください。

必要な布の量の計算方法

丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。

特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね

いるもの

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