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【おさいほう】細身のハイネックのジャケットの縫い方。

前にファスナーを縫い付けるタイプ

細身のハイネックジャケットの型紙を見る

印刷用説明書ダウンロード

□ 表地(伸縮のある生地だと動きやすいです。
□ 接着芯70cm
□ ファスナー 上から下までつけるなら70cm
□ 生地にあった色のミシン糸 伸びる生地を使う場合はレジロンのニット糸


うさこの型紙屋さんが作った型紙には1/10サイズの型紙がオマケでついています。
これを布を切る前に組み立てると、説明書の理解度が一気に上がります。

洋裁が、難しく感じるのは理解できないのではなく先が想像できないからです。
1/10の型紙をパズルと思ってテープで組み立ててみてください。
たった3~20ピース程度しかないパズルなんて簡単だと思いませんか?

どこを縫い合わせるのか、どうしてこうなっているのか小さいので、貼り間違えても簡単にやり直しがききます。
小さい紙の洋服で存分に試して本番に入れば、失敗やつまづきが減りますよ!!

縫う前の下準備

布の印のつけ方や接着芯の貼り方は縫う前の下準備で詳しく説明しているよ

服のつくり方なんてさっぱりという方は洋裁漫画を読むのをオススメ!

裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをする。
型紙に指定された場所の裏に接着芯を貼る。

お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽です。

脇と中央部分を縫う


前身頃(胴体部分)のと前身頃脇、後身頃と後身頃脇を図のように表同士が内側になるようにに重ねる。
赤い線のところを縫う。
縫い終わったら縫い代をアイロンで左右に折る。

布の縫い合わせ方

まっすぐ縫う方法

 縫い代は左右に広げる。

カーブのところの長さがあわないのは何故?という方へ

曲線の内側の方に縫い代がある場合は出来上がりより縫い代が短く、曲線の外側にある縫い代は出来上がりより縫い代が長くなります。


そこで合わせるのは端ではなく出来上がり線をあわせます。
脇の縫い代は出来上がり線より長いので図のように少し浮きますが浮くのが正解です。
待ち針を深く刺すと引きつったり縫うときに余計な部分を縫い込んだりしやすいので、出来上がり線の上を1~2mm刺すと縫いやすくなります。

肩を縫う

前後の身頃を表同士が内側になるように重ねる。
身頃の肩と脇を1cm幅で縫う。

肩の縫い方

えりを縫う

身頃とえりを表側同士が内側になるように重ねる。
SNP、BNP、FNPの印をあわせてください
1cmの所を縫う。

身頃と、見返し、両方のえりのカーブに切込みを入れる。
縫い代は襟側に折る。

ファスナーをつけない場合

表を上にした見返しに裏を上にしたえりを重ねる。縫う。


えりを起こす。


縫いしろは襟側に折る。
えりの下の縫いしろを0.8cm裏側に折る。
1cmじゃないところがポイントです。


見返しを身頃と表側同士が内側になるように重ねる。
端から1cmの所を縫う。

えりを重ねて待ち針を刺すところはここを参考にしてください。


すその縫い代も一緒に縫う

見返しを裏側にひっくり返す。
えりと前中心の端から5mmの所を縫う。
えりと身頃の首の縫いしろはえりの中に入れてください。


えりと見返しの境目から5mmくらいの所を縫う


アイロンですその縫い代を折る。



ミシンで縫う場合は縫い代の幅より0.3~0.5mm短めの所を縫う。

手縫いする場合はまつりぬいをしてください

まつりぬい。

表の繊維を1~2本すくい、折り返した縫い代を縫う。
0.5~1cmおきに同じように表の繊維を救うの繰り返し

まつり縫いの動画

ファスナーをつける場合

表側が内側になるように前身頃を合わせて端から2cmの所を縫う。

前中心の縫い代をアイロンで折る



ファスナーの表側にアイロン接着テープを貼る。

ファスナーの長さはデザインによってえりの上から付けるのか、身頃のところから付けるのかで変わるので、
付ける範囲を決めたら、定規で測って決める


左右に広げた前中心の縫い代の上に裏側を上にしたオープンファスナーを重ねる。
熱接着の両面テープのはく離紙をはがしてアイロンで固定する。
熱接着の両面テープがない場合は待ち針で固定する。

えりからつけるのか、えりの下からつけるのか。
作りたいデザインによって異なると思います。
デザイン画をよく確認してファスナーをおいてください。


オープンファスナーは段差が出来て縫いにくいと思うのでこのような片側だけ押さえられる押え金に交換してください。
※メーカーによって若干形が異なります。

身頃をよけてファスナーと縫い代だけ縫う。
ファスナーの端から1~3mmくらいの所を縫う。
ここは仮止めなのでゆがんでも大丈夫です
Aの所は縫いにくいと思うので、スライダーの下辺りから縫ってもよいです。



最初につけたえりともう一枚のえりを表側同士が内側になるように重ねる。
端から1cmの所を縫う

えりの角の縫い目から2mm離れた所を切る。


表返す時に図のように縫い代をたたんで、縫い代を押さえながら表に返すと綺麗に返せます。


前中心の縫い代を表側に折る。
すその縫いしろを2㎝幅で縫う。


縫い代を裏側へひっくり返す。
形を整えてえりは端から5mm
中央はファスナーに当たらないところを縫う。


待ち針で内側のえりを固定する。
待ち針を縫わないように気をつけてえりの下側の縫い目から2~5mmくらいの所を縫う。

すそを縫う

すその縫い代を2㎝幅で折る。
端から1.5cmの所を縫う。

そでを縫う

 
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ギャザーの縫い方

この型紙で作りました


細身のハイネックのジャケットの型紙

デザインが改造出来る交換型紙 無料

上記の型紙のそでやえりの型紙を入れ替えるだけでデザインを変更できます ※必ずPCに保存してからアドビリーダーで開いてください。(ネット上で開くと勝手に縮小印刷されます)

 シャツカラー Mサイズ

いるもの

□ 表生地
□ コンシールファスナー 56cm以上のもの1本
□ 接着芯 30cm~(改造パーツの形による)
□ スプリングホック 小さめのもの一組

オススメの生地

この型紙はニットで作る事を前提に緩みを少なくし、体にフィットするように作っています。
そのため伸びない生地ですとちょっときついかもしれません。

ストレッチツイル
伸縮のある素材パンツなどに良く使われます。
見た目ニットっぽくない雰囲気にしたい場合はこちらがおすすめ

  ダンボールニット
ダンボールのように裏表が別々に編まれたニットで厚みがある。
上の黒の写真はダンボールニットで作っています。
冬場暖かいです。

  

必要な布の量の計算方法

丈を短くしたり、伸ばしたり、改造パーツなど組み合わせをかえると布の量が大きく変わるので、正確には型紙のすみについている1/10サイズの型紙を使って動画のように計算してください。

特にコスプレだとパーツごとに色を変えたりするので何十通りの布の量をここに書くわけにも行きませんからね

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