現在ヤフーの動画配信ページがサービスを終了したため、一部動画が表示されないページがございます。youtubeに移行しておりますので少々お待ちください。こちらは報告は不要です。

【おさいほう】フラットカラーの型紙の作り方(製図)

肩にそったぺたんこのやさしい感じのえりの型紙の作り方です。

フラットカラーの作り方

※以下縫い代は省略しています。

紙を下に敷いて型紙を写す。

改造する場所の縫い代は外し、改造してから再度縫い代を付け直してください。


写し終わったらその型紙を切り取ります。
切り取った型紙の前身頃と後身頃の肩の袖の肩を、2~3cm重なるように置きます。
いかり肩の人は少なく、なで肩の方は大きめに重ねる。


重ねて、テープなどで貼る。

 
前後の身頃を重ねておかないと右の図のように、襟がぴょこっと浮き上がっておかしくなるよ

平行線を引く

3) 体に当てながら好みの幅で襟首のラインに対し大体平行になるように補助線を引く。

 

型紙の上に紙を重ねて線を写してください

前中心側を直線にするとこんな感じ

角を丸くするとこういう襟になります
実際に切り出したえりを体に当てながら微調整する。
小さくなりすぎたな~と思ったときはテープで紙を足して大きくすればOKです。

角ばった襟

後身頃の襟は背中心に対し直角に線を引いてください(90°=直角の意味)
すると後の襟のラインが水平になります(青い補助線の所)体に当てながら好みの線を直接型紙に書き写してください。

体から外し線を清書する。
上に紙を重ねて線を写してください

スカラップのえり

補助線を参考に平行線を2本引いてその間にカーブを入れると、こんな感じの襟になります。
上記の襟のように縫い代をつけて写し左右対称に貼り合わせる。

翼型の襟

こんな感じの天使の羽みたいな襟のデザインも、応用で可能です。
とにかく自分の作りたいデザインのラインを型紙に直接書いて、写して縫い代をつけて切り抜く。
これだけで襟の作れる幅が広がりますよ!

より綺麗に仕上げるための襟の調整

襟の中心に5mmほど折り返しの厚み分出してください。(青い線
襟先に行くに従って自然に細くなるようにする。

前の襟と後の襟のつながり部分(赤い線の部分)が急だと思うので、なだらかにつながるように修正する。


上記で5mm外側に出したことで、えり付け線の長さが襟首より短くなっています。
そのため不足分を後中心に足してください。


襟首のカーブとえりの内側の長さが同じになるように後中心に紙を足してください。


縫い代1cmつけて別の紙に写してください。


左右対称になるように貼り合わせる。

普通のセーラーカラーの型紙

同じ要領でセーラーカラー(セーラー服の衿)もつくれます。

【おさいほう】セーラーカラーの製図
型紙を体に当てて、前のえり首を鏡を見ながらお好みのラインを引いてください。 ...

関連ページ

えりの縫い方

印刷
人気の記事
このサイトのつくり方ページはいつでも無料でご覧いただけます。 このサイトのページへのリンクはフリーですのでお気軽にどうぞ

型紙の改造方法

襟の縫い方や型紙の作り方えりの改造いろんなそでの縫い方や型紙の作り方そでの改造胴体の改造方法胴体の改造

コスプレ向きの技術

肩章の型紙  飾緒の作り方  お好みの色や長さが作れるフリンジの作り方

生地への柄の入れ方

ステンシル(絵の具)で生地に絵を描く ステンシルフェルトを使った柄の入れ方フェルト  ラバーシートを使った柄入れの仕方 アイロンラバーシート 布用スプレーで柄を入れる方法スプレー
洋裁工房のつくり方や型紙で作った洋服を自身のブランドの洋服としてフリーマーケットで販売したりネット通販するのもまったく問題ありません。 大歓迎です。 同じような服を作りたい人の為にリンクを貼っていただけるととても喜びます♪
このサイトの縫い方と学校やお教室のやり方が違っても、それは移動するときにバイクやバスや飛行機どれを選択するのかと同じように、どれかが間違っているのではなく、やり方が何通りもあるのです。 また直接先生から学んでわかりやすい方法と、写真や動画で理解しやすい方法が異なることも多いです 洋裁工房は初心者の方が、ネットの写真や動画を見て独学でも服を作れる事を念頭に置いて作っています。 お教室に通っている人は「どっちが正しいのか」と悩まれる方がいらっしゃるようですが、どちらでも「自分にとって理解が出来た方法・やりやすい方」を選択すればいいんですよ。